なにかの予定地(とりあえずお知らせ置き場)

仕切り直し

2024/2/25

「なんだかなあ、あれだよなあ、やっぱりこれは、どう考えてみてもあれなんだよなあ」

この1ヶ月ほどそんなことを思いながら日々を過ごしていた膝裏次郎(ひざうらじろう)はようやく決断した。 なにを決断したというのか?膝裏にコンプレックスを抱えている膝裏次郎のことだから、彼が決断すべきことといえば当然、膝裏に関することになるのだろうと思うのが世の常である。

しかし事態はそれほど単純なものではない。 膝裏次郎はたしかに、自身の膝裏にコンプレックスを持ってはいた。だが、だからといってそのような決断をするのは、それはまた別の話なのである。

そもそも、なぜ両親は彼に『膝裏次郎』などというピンポイントな箇所を含ませた命名をしたのか?キラキラネームもここに極まれり、これはまさに膝裏による下剋上である。

しかしながらこの名前、学校の先生にとってはありがたいことに、どう見ても「ひざうらじろう」としか読めないので、朝の出欠を取る際にトラブルになることは一度もなかった。

それはそれとして、驚くべきことに、膝裏次郎は長男であった。「長男なんだからせめて膝裏太郎にして欲しかった」この言葉を何度両親にぶつけようと思ったことか。 生まれたときから自身に課せられたこの状況を呪わないではいられなかった。

話を冒頭に戻す。膝裏次郎は膝裏にコンプレックスを抱えていた。 両親の予知によるものか、それとも、『膝裏次郎』という名前によって膝裏を意識するあまりにコンプレックスになってしまったのか? タマゴが先かニワトリが先か?そんな言葉では片付けられないような深刻な状況なのであった。 いずれにしても、膝裏にコンプレックスを抱えることになる彼の名前が膝裏次郎というのは、なんとも皮肉な話である。

てか膝裏次郎って誰だよ!膝裏にコンプレックスってなんだよ!どんな膝裏だよ!膝裏膝裏ってもう頭がおかしくなりそうだよ!!

というわけで、ブラウザで日々ちまちま自分自身が遊ぶためのゲームをちまちま作ってきたけれど、「いやいや違うこんなことがしたかったんじゃない」という気持ちがちまちまと漂ってきたので仕切り直すことにした。 膝裏に発生した人面瘡もにっこりと微笑んでいる。

膝裏の人面瘡は微笑む

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